日曜日, 10月 30, 2016

コンテストナイフ28の作製記 28

今日は、またコンテストナイフの続きですが、記事の関係で少々短め(というか写真が少ない)です。

さて、前回であまり触れていませんでしたが、ブレード(刃)のバック(背側)を軽く面取りして丸める準備をしていました。ここで、綺麗に丸めていきます。


で、ブレードの成形が大体というか、ほとんど終わったので、いよいよブレードの細かい整形に入ります。
一応、今回は成形と整形を使い分けてます。成形は形を作る作業、形を整形は整える作業ですね。
この整形の作業をサボると、後でラインが崩れていたり、深い傷に悩まされたり…になるのでとても大切な作業だと思ってます。
ヤスリも中目や細目に持ち替えて全体的に荒目のヤスリ目を取るような感じで作業を行っていきます。

ということで、整形はとても細かい作業…。角を落とし切れていな所や、微妙なラインの修正、大きな傷の修正など、本当に細かい整形です… ので、写真的には何の変化もありません…。
色々な角度から見て、歪みやムラ?は無いか、左右対称は崩れていないか、などなど、やっていることは地味で時間の掛かる大変な作業なのですが、写真映えしないですね〜。

ということで、写真は少ないですが…続きは下をポチッとな!。
続きです。

ベベルライン(刃面の形)を整えつつ、刃厚を攻め込みます。
ベベル(刃面)も多面体から丸めて蛤刃にしていますが、よくよく透かすように見てみてると、けっこう歪んでるんですよね〜。縦に横に斜めにヤスリを掛けて、綺麗な面になるように整形していきます。
で、刃厚の方ですが、ざっくり?成形のときは0.5mmくらい残してありましたが、全体を軽く一皮剥くような感じで整形して、刃厚を0.2mmくらいまで薄く仕上げていきます。
ペーパーナイフの様な感じ?になってきます。


先端部分のアップですが、かなり薄く削りこんでますよ。ただ、比較用に何か一緒に写せばよかったのですが、これでは判りづらいですね。


さてさて、そんな地味〜〜な作業を丸々1日やって、とりあえずブレードの整形が完了。
だいたいブレード全体を一皮剥く様な感じの整形でしたが、計量してみると!。
なんと前回から6gも軽くなっているではありませんか!。
鉄は比重が大きいですからね。少し削っても減量効果は大きいですね。


以上、写真が少ない分、文章が多めの記事でした。
ではでは、今日は軽く?こんなところで。

0 件のコメント:

コメントを投稿