金曜日, 10月 14, 2016

コンテストナイフ28の作製記 の結果です

さて、今日もコンテストナイフの続きですが…。

明日、明後日で、銀座の時事通信ホールでJKGナイフショーがあります。
ナイフに興味があって、ご用とお急ぎでない方は、ぜひぜひ足を運んでみてください。
手作りのカスタムナイフ、普通は、なかなか触る機会がないと思いますが、会場ではベタベタ触り放題ですよ〜(もちろん買うこともできますよ!)。
おまけに、プロのメーカーさんから、直接、作る過程の色々な貴重なお話も聞けますよ。

※この写真はナイフ小僧さんのブログから拝借しました。

さてさて、このショーの中で、明日の午後2時頃からナイフコンテストの表彰式があります。応募された作品、全ての展示もあるので、ぜひぜひ見に行ってみてください。

で、私のコンテストの結果ですが、お陰様で、今年も何とか入賞することができました。
という事で、ブログ記事に先行して完成形を公開しますね。

勿体振るわけではありませんが、続きは下をポチッとな!。
続きです。

まず、コンテスト結果は、今年も「アートナイフ賞」を貰うことができました。
ありがとうございます〜。
とてもとても嬉しいです。

さて、もう粗方の形は今までのブログでも紹介しているので、もう完成形は想像つくと思いますが、作製記に先じて、ここで完成の姿をお披露目です。

完成形はこんな感じになりました。
全面ミラーフィニッシュ(鏡面仕上げ)です。
まぁ…プロローグでもお話ししましたが、アルミの部分は完全なミラーにはできませんでした。しかし、まぁ何とかOKのレベルまでできたと思います。


反対側から。
上の写真の反転みたいな感じですが、一応、左右対称に作ってますからね。


で、この上のアングルから。
この角度から見るのが一番好きかな〜。
柄とブレードとの境が曲面で繋がっているのが判りますか?。
この部分、とても苦労したので結構お気に入りなんですよ。
まぁ、元々はインテグラルナイフ(大きな金属ブロックから削り出して作製方法)を考えていたくらいですからね。 インテグラルの様な、柄とブレードの一体感を再現できたかと思います。


下からの画像です。
柄尻の方に銅色の丸いプレートが入ってますが、イモネジを隠すためのプレートです。
これと同じものが上側にもあります
ちなみに、上と下の写真では刃が付いていないように見えますが、今回は小刃を付けていません。磨き作業の時、#600番から磨きと併せて刃付けをしまして、鏡面仕上げの#60000番まで刃付けを行いました。ブレードベベル(刃面)と同一になるように刃付けをしたので、刃が付いたように見えません。が、シッカリ刃が付いてます。


柄の下側のアップです。
下側のプレートには…、今回久しぶりに私のマーク(Benマークと言ってます)を入れました。
興味のある方は拡大してみてください。


さて、ケースはこんな感じ。
プロローグでも書きましたが、勢い?で2種類作りました。
上のが寄木細工風。下のが朴の木で作ったケースです。
どこが朴の木?。全く朴の木の微塵も見えませんが、パテで埋めてサーフェイサーで均して、塗料でバッチリ決めて?ます。プラスチックのケースと言っても判らないかもしれません。


ケースを上から。
白いケースの上の丸い穴、上から見ると、ちょうど銅のプレートが収まるように作りました。


ケースを入れ替えて、反対側からの写真です。


さて、完成形をお披露目してしまいましたが、引き続き作成過程を紹介してきますね。
全60話の予定です。まだ1/3しか話が進んでいませんが、これからも気長にお付き合いください。

ではでは、今日はこんなところで。

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